大安の不成就日。

ほぼペライチで気になったテーマのアウトプットをします。超遅筆ですが大目に見ていただけると幸いです。

リサイクルペーパーの道 #001

9月13日 水曜日 大安 弟の誕生日 (兄弟仲は悪いです)


 どんなに忙しくてもある程度の時間を文章を書くことに費やさないとボケてしまうのではと危機感をつのらせ始めました.一点破線です.


 今回は,事前に予告していた内容から「紙すき」について話します.


※本日はペライチはありません.あらかじめご了承ください.


紙すきに興味を持ったきっかけ

 最初に思い付いたのは小学生の頃でした.当時は「リサイクル」や「もったいない」がブームだったと記憶しています.
 その影響で,将来的には自分もこの手で再生紙を作っていろいろ使いたいと思いました.


 数年後,ちょっとがっかりする事実を突きつけられます.
 印刷に使うコピー用紙は,状態が良い物でない場合,プリンタ―本体の寿命を縮めてしまうというものです.
……いや,お前コピー機用に作るつもりだったんかい
 子供の考えというのは浅はかでした.とはいえ,ハンドメイドでやる用の紙すきはおおむねはがきサイズを目安としているようなので,手製でA4だのB5だのの紙は作らないほうがいいというのが一般的な傾向のようです.


 最終的に,この度実際に作る際には,名刺サイズとしました.


大雑把な作り方

 具体的な話は次回以降させていただきます.これは参考文献を失念してしまったのが大きいです.


  1. 原材料を水につけ,ちぎる
  2. ネットを敷いた枠に流し込み,その上からもう1枚ネットを重ねて,力をかけて水抜きする
  3. ある程度水を抜いたら,取り出して乾燥させる


 これが一番簡素な説明になります.
 今回は初心者でも作りやすい材料ということで,ティッシュペーパーと紙パックから作成しました.


実際に使ってみた

初号機 (4月下旬作製)

 お試しということもあり,わりと雑です.薄いと思って使う原材料を増やしたら,今度は厚くなってしまい,切りにくかったりパンチ穴をあけられなかったりしました.


2号機 (5月上旬作製)

 1枚当たりの原材料は減らしましたが,それでも厚みがあります.また,ボールペンで字を書くとするとにじんでしまうという大きな問題が立ちはだかりました.


3号機 (5月中旬作製)

 使う牛乳パックの割合が増加しました.その結果若干密着しにくくなった気がします.また,字を書きにくい原因が「厚すぎ」ではなく「細かくちぎれていないためきめが粗い」ためという可能性が浮上しました.


4号機 (5月下旬作成)

 うろ覚えですが,水につける時間を長くしたはずです.3号機の原材料の残りを放置したものから作りました.結果はあまり変わらなかったと思います.


5号機 (5月下旬作製)

 再びティッシュの量を増やしました.牛乳パックは使ってなかったかもしれません.上達したのか,それまでと比べて硬い仕上がりになりました.


6号機 (5号機と同時に作製)

 きめを細かくするために千切ると紙の繊維が短くなってしまう,そこでティッシュペーパーを千切らずに重ねて成型し,圧縮しました.完成品もティッシュのままなのであまり意味はなかったかもしれないです.


7号機 (6月中旬作製)

 枠を新調し,材料も水に流せるティッシュを多めにしました.きめはかなり改善されました.


 「リサイクルペーパーの道」シリーズでは,こんな調子で,紙すきの様子をつづっていきたいと思います.多分2ヶ月に1回ぐらいのペースで投稿します.
 次回の更新は9月24日 (日曜日) を予定しています.

×

非ログインユーザーとして返信する